環境方針

Effort

SDGsの取り組み

美しい地球と、豊かで優しい環境に守られた社会の実現を目指し、
環境問題への取組みを最優先課題の一つに位置付けしています。

ISO14001の認証

(2015年版移行完了)

環境マネージメントシステム(EMS)概要

環境方針

1.基本理念

 有限会社エコ・マテリアルは、美しい地球と、豊かで優しい環境に守られた社会の実現を目指し、環境問題への取組みを最優先課題の一つに位置付けしています。私達の社会では、企業の生産活動や日々の生活の中で多くの資源を消費し、それに伴って膨大な量の不要物を発生させ、その多くは廃棄物(ごみ)として棄てられています。こうした状況において、限りある資源を保護し有効に活用するため、廃棄物(ごみ)の発生を抑制し、再使用、再資源化を推進する、即ち「資源循環型社会」の形成が必要となっています。有限会社エコ・マテリアルは、優良産業廃棄物処理業者認定制度の認定業者であることを自覚し、主要事業の廃プラスチック類のリサイクル事業を基軸とした廃棄物処理業務を通じて「資源循環型社会」の実現に努めるとともに、従業員全員参加による地球に優しい環境作りを継続的に行っていきます。

2.行動方針

基本理念の実現のために、以下の方針を確実に実行する。

01.環境関連の法規制及び県条例並びに自治体、地域及び近隣事業場との協定等を遵守し、地域と協調し、環境保全活動に貢献できるよう努めます。

02.環境目的及び目標を設定し、内部環境監査等で定期的に見直しを行い、環境マネジメントシステムを効果的に運用し、その継続的改善を図ります。

 ①法令(廃掃法)等の改正施行に適時対応した見直し運用を行う。

03.省資源、省エネルギー及び環境汚染の予防を推進し、当社の事業活動に係わる環境影響のうち、次の事項を重点課題として取り組みます。

1

廃プラスチック類、
木くず等の
リサイクル化の推進

2

廃プラスチック類の
マテリアル・
リサイクル化の推進

3

車両燃費及び運搬効率
等の改善による排ガス
減少対策の推進

4

燃料効率改善による
化石燃料(軽油)の
使用量削減

04.廃棄物廃出事業者並びに自治体の廃棄物の削減活動及びリサイクル化推進活動に積極的に協力します。

環境保全活動

有限会社エコ・マテリアルは、2003年5月にISO14001(2004年版)を取得し、2018年4月にはISO14001(2015年版)に移行並びに更新も完了し、弊社「環境方針」に基づいて、次の通り環境保全活動に取り組んでいます。

1.「資源循環型社会」の実現を目指し、リサイクル(再資源化)事業を最優先に位置付けしています。

2.関係会社と提携し、特に廃プラスチック類、紙くず、木くず、繊維くず及び金属くずのリサイクル処理システムを確立し、リサイクルの拡大を推進しています。

3.紙の再資源化については、製紙メーカーの西日本衛材株式会社等関係企業と提携し、再生原料の調達から再生製品の販売までの紙のリサイクルシステムを構築した。特に機密書類のリサイクルの推進に努めています。

4.平成15年5月にISO14001の認証を取得し、リサイクル活動を促進するとともに、地球に優しい環境作りのため従業員全員で環境保全活動に取組んでます。

5.環境目的・目標については、3年周期の環境実施中期計画を策定し、改善に取組んでいます。

1.

廃プラスチックのマテリアル ・リサイクル率の向上

「廃プラスチックリサイクルの推進」を環境目的に、廃プラスチックのリサイクル(セメント原料・燃料、ボイラー燃料及び廃プラスチック再生原料等の再資源化)の推進を図るとともに、総リサイクル量に対する廃プラスチック再生原料に供するマテリアル・リサイクル量の比率を「廃プラスチックのマテリアル・リサイクル率」と定義し、その改善に取り組んでいます。改善のポイントは、新たな再生原料の選択と国内販売ルートの開拓にあります。

2.

車両燃費の維持管理

「車両排ガスの削減」を環境目的に、収集運搬車両の消費燃料1ℓ当りの走行距離を「車両燃費」と定義し、その改善に取り組んでいます。改善のポイントは、如何にして燃料効率の良い運転をするかで、デジタル式運行管理システムによる全車両(トラック)の運行管理、低排出ガス・低燃費車の導入、アイドリングの廃止、運転者による車両毎の燃費記録の管理などにより改善に努めています。

3.

燃料効率の向上

「化石燃料の使用量削減」を環境目的に、燃料使用量1ℓ当りの廃棄物処分量(Kg)を「燃料効率」と定義し、収集運搬車両、構内荷役車両及び設備稼働で使用した燃料の総使用量で廃棄物総処分量(総排出量)を除した数値を「燃料効率」とした。改善のポイントは、前項の車両燃費の改善のみならず、構内荷役車両の燃費の改善及び仕事量(処分量)増加のための作業効率の改善等にあります。

組織体制

地域融和

工場周辺への環境影響について

1.工場は第四種区域(工業地域)に属しており、工場周辺には住宅はない。

2.排水は、生活排水(公共下水道に排水)のみで、水質汚濁防止法は該当しない。

3.工場からは、大気汚染防止法に該当するものの発生はない。

4.騒音規制法に該当する施設(破砕機、プレス減容機、切断機(動力のこぎり)等)があり、騒音規制(第4種区域; 昼間(AM8:00~PM6:00)70dB以下)を受けているが、操業時間は同時間を越えることはなく、規制値も超えることはない。

5.振動規制法に該当する施設(プレス減容機)があり、振動規制(第2種区域; 昼間(AM8:00~PM7:00)65dB以下)を受けているが、騒音同様、操業時間は同時間を越えることはなく、規制値も超えることはない。

6.収集運搬部門の使用車両は全て、自動車NOx・PM法の適用を受けるが、特定地域内(姫路市)適合車への更新を平成20年6月全て完了した。(特定地域内適合車・現保有台数; 8台 )

7.継続的に残る問題は、産業廃棄物の処理過程における廃プラスチック及び破砕粉じんの飛散であるが、従業員一同その防止に努めており、プレス梱包品は、ストレッチフィルム又はビニール袋で梱包しており問題は発生していない。

美化活動実施中

地域との協調

1.産業廃棄物処理施設を有する工場の設置に関し、地元自治会、地主及び工場周辺等の関係する利害関係者より承諾を得ている。

2.施設の更新、事業の変更等の際には、ISO14001に則った環境影響評価を実施し、その評価結果に従って関係する利害関係者への情報の公開を行っている。

3.地元の自治会及び住民の工場見学は受け入れている。

4.工場周辺からの苦情を聞いていない

5.地元自治会の行事には、積極的に協力している。

6.1回以上/年 工場周辺の美化活動(道路のゴミ拾い・清掃・草引き等)を従業員全員で実施している。美化活動実施例

7.兵庫県産業廃棄物協会より平成25年度優良事業所表彰を受賞(平成25年6月)
8.日本検査キューエイ(株)より環境マネジメントシステム10年継続表彰を受ける(2013年10月)

活動結果(工場周辺)